2013年05月10日
センター対策(黒本、白本、青本、緑本)
記事タイトルを見て、
「何のこっちゃ?」「赤本なら知ってるけど?」
と思った保護者の皆様は、
この記事を読んで、頭の中の受験情報を、UP Dateしていって下さいね。
赤本というのは、言わずと知れた教学社から出ている、
「大学過去問」シリーズです。
「赤本、何それ?」とおっしゃる親御さんが、たまにいらっしゃいますが、
そういう親御さんは、どうぞ秋口に本屋さんに行って、
参考書売り場を眺めて下さいね。
本棚が、赤一色に染まっているコーナーがあります。
それが赤本です。
それぞれの大学の入試問題には、特有の「クセ」や「傾向」があり、
それを分析&対策を練り、自分の得手不得手も考慮しつつ、
受験校を決定し、本番に臨むという、
今の世の中は、そういう段取りになっています。
過去問の分析&傾向と対策を練らずして、受験はありえません。
赤本は買って下さい。
では、タイトルの黒本、白本、青本、緑本とは何か?
各大学の独自試験(<この対策用に赤本が必須)の前に、
「センター試験」というのがあります。
親御さん世代の「共通一次」に相当します。
共通一次は「国公立受験者のみで、
全科目(5教科7科目?)受験必須」だったかと思いますが、
センター試験は、「私立大学も利用可」な試験になっており、
多分、大学受験のほとんどの人が受けるかと思います。
私立大学の入学定員には「センター枠」というのが、
一部設けられていることがあり、それが何かと言うと
「センターの得点だけで合否が決まる」枠です。
浪人生あたりは、死に物狂いで、その枠を狙ってきます。
(センターの点数で、入学校が抑えられるので、
本番(大学独自試験)に向かうにあたり、気が楽になるから)。
私も抱え込んでいる浪人生には、死に物狂いで、狙わせます>センター枠。
私の受験の頃には、「センター枠」で、どこか押さえようと思うと、
「センター得点率98%」が必要と言う戦いでした。
今は、東大の足切りラインでも、9割あるかないかなので、
「センター枠」をGetするのに必要な点数も、当時に比べれば随分、下がってます。
但し!それでも、親御さんと本人が納得するような大学のセンター枠を抑えるには
「センター得点率9割」は、必要かと思います。
「平均点が取れれば良い」「学校で平均レベルだし」というような成績で来ていたら、
「センター枠」には端にも棒にも。。。ということになってしまいます。
確かに、ものすごーく大学を下げれば
「センター得点率3割」で入れる大学も、今はあります。
要は、「そこに行きますか?行かせますか?」という話です。
現役生あたりは、この「センター枠」に対する意識が、ユルユルです。
あの意識で、あの点数では、センター枠には潜り込めません。
我々の頃のように「得点率98%必要!」という時代でないだけマシ!とは言え、9割は取って下さい。
私立大学は、本番(大学独自試験)は、
それ<だけ>の点数で合否判定しますが
(センター点数は、関係ないところがほとんど)、
国公立大学はセンターの特典が、持ち点になった上で、
本番(大学独自試験)の点数との合算で決まります。
センターと本番と、配点が各大学によって違いますが、
センターでの持ち点は、モノを言ってくることが多いようです。
で、センターはマーク式の試験なので、選択肢の潰し方など、
特有のテクニックと慣れが必要です。
そのために、各予備校が「マーク模試」なるものを、
年に何回か実施しています。そのマーク模試を集めて
(それぞれ数年前のもののようですが)、
「センター対策用に」出版されるのが、
タイトルの「黒本、白本、青本、緑本」です。
秋口以降、本屋さんに「ずらぁ~」と並びます。
お子さんが「ほしい」と言ったときには(言わなくても!)ガンガン買ってあげて下さい。
余分なモノを買っているわけではありません。
センターを越えていくには、必須のものなんです。
ガンガン買って、ガンガン問題解いて、マークの練習をして下さい。
訓練あるのみです。
各予備校によって、
表紙の色が違っており、その色で呼び分けています。
黒本→河合塾
白本→代ゼミ
青本→駿台
緑本→Z会
去年は緑本を見なかったように思いますが、私の頃はありました。
親御さん向けの、受験生用語の解説でした。
「何のこっちゃ?」「赤本なら知ってるけど?」
と思った保護者の皆様は、
この記事を読んで、頭の中の受験情報を、UP Dateしていって下さいね。
赤本というのは、言わずと知れた教学社から出ている、
「大学過去問」シリーズです。
「赤本、何それ?」とおっしゃる親御さんが、たまにいらっしゃいますが、
そういう親御さんは、どうぞ秋口に本屋さんに行って、
参考書売り場を眺めて下さいね。
本棚が、赤一色に染まっているコーナーがあります。
それが赤本です。
それぞれの大学の入試問題には、特有の「クセ」や「傾向」があり、
それを分析&対策を練り、自分の得手不得手も考慮しつつ、
受験校を決定し、本番に臨むという、
今の世の中は、そういう段取りになっています。
過去問の分析&傾向と対策を練らずして、受験はありえません。
赤本は買って下さい。
では、タイトルの黒本、白本、青本、緑本とは何か?
各大学の独自試験(<この対策用に赤本が必須)の前に、
「センター試験」というのがあります。
親御さん世代の「共通一次」に相当します。
共通一次は「国公立受験者のみで、
全科目(5教科7科目?)受験必須」だったかと思いますが、
センター試験は、「私立大学も利用可」な試験になっており、
多分、大学受験のほとんどの人が受けるかと思います。
私立大学の入学定員には「センター枠」というのが、
一部設けられていることがあり、それが何かと言うと
「センターの得点だけで合否が決まる」枠です。
浪人生あたりは、死に物狂いで、その枠を狙ってきます。
(センターの点数で、入学校が抑えられるので、
本番(大学独自試験)に向かうにあたり、気が楽になるから)。
私も抱え込んでいる浪人生には、死に物狂いで、狙わせます>センター枠。
私の受験の頃には、「センター枠」で、どこか押さえようと思うと、
「センター得点率98%」が必要と言う戦いでした。
今は、東大の足切りラインでも、9割あるかないかなので、
「センター枠」をGetするのに必要な点数も、当時に比べれば随分、下がってます。
但し!それでも、親御さんと本人が納得するような大学のセンター枠を抑えるには
「センター得点率9割」は、必要かと思います。
「平均点が取れれば良い」「学校で平均レベルだし」というような成績で来ていたら、
「センター枠」には端にも棒にも。。。ということになってしまいます。
確かに、ものすごーく大学を下げれば
「センター得点率3割」で入れる大学も、今はあります。
要は、「そこに行きますか?行かせますか?」という話です。
現役生あたりは、この「センター枠」に対する意識が、ユルユルです。
あの意識で、あの点数では、センター枠には潜り込めません。
我々の頃のように「得点率98%必要!」という時代でないだけマシ!とは言え、9割は取って下さい。
私立大学は、本番(大学独自試験)は、
それ<だけ>の点数で合否判定しますが
(センター点数は、関係ないところがほとんど)、
国公立大学はセンターの特典が、持ち点になった上で、
本番(大学独自試験)の点数との合算で決まります。
センターと本番と、配点が各大学によって違いますが、
センターでの持ち点は、モノを言ってくることが多いようです。
で、センターはマーク式の試験なので、選択肢の潰し方など、
特有のテクニックと慣れが必要です。
そのために、各予備校が「マーク模試」なるものを、
年に何回か実施しています。そのマーク模試を集めて
(それぞれ数年前のもののようですが)、
「センター対策用に」出版されるのが、
タイトルの「黒本、白本、青本、緑本」です。
秋口以降、本屋さんに「ずらぁ~」と並びます。
お子さんが「ほしい」と言ったときには(言わなくても!)ガンガン買ってあげて下さい。
余分なモノを買っているわけではありません。
センターを越えていくには、必須のものなんです。
ガンガン買って、ガンガン問題解いて、マークの練習をして下さい。
訓練あるのみです。
各予備校によって、
表紙の色が違っており、その色で呼び分けています。
黒本→河合塾
白本→代ゼミ
青本→駿台
緑本→Z会
去年は緑本を見なかったように思いますが、私の頃はありました。
親御さん向けの、受験生用語の解説でした。
Posted by あや乃 at 11:28│Comments(0)
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