「センター古文2013解説」で、キーワード検索した方へ

あや乃

2013年05月11日 20:24

このたまりばのアクセス解析は、なかなか便利に出来ていて、
「どういうキーワードで検索して、たどり着いたか」が、
わかるようになっています。

数日前ですか、「センター古文2013解説」というキーワードで検索して、
当ブログへたどりついた方が、いらっしゃいますね。

2013センター古文に関して、書けることだけを書いておきます。

センターに出題される擬古文には、昨今、一定の傾向があります。
去年は、学生さんが12月25日に来て下さり、
「普通にやってたら、どうにもならない」状況だったので、
徹底的に、傾向を分析し、考えました。

「松風、月夜(おそらく満月)、男性が笛を吹き吹きやってきて、
女性が琴を弾いて、その曲が想夫連」と来たら、
「季節は秋で、とりあえず<男女の仲は、うまく行っている>」と、
そこまでは、出典場面に関し、事前に<ヤマ>が張れました。

出典文献ではなく、
物語構成のキーワードを分析していくことで、
出典場面に、ヤマが張れたということです。

そのヤマに至るまでの思考過程を、
文章に起こそうとはしているのですが、なかなか時間がありません。
(なので、HPの該当項目が工事中です)

また、実は、「想夫連でなければ、これ」という、
もう一つ、出典場面として、張ったヤマがあるんです。

おそらくは、私はセンター擬古文の問題文選定者の方の、
思考パターンを正確にトレース出来ているだろうと考えております。

その場合に、「もう一つのヤマ」をネットに晒してしまって、
問題作成者と、いたちごっこになり、
問題を「差し替えられる」のが、嫌なんです。

それは、結局、受験生の皆さんのためになりません。
なので、「もう一つのヤマ」に関しては、
電子媒体に載せるのは、
「センターの問題文の差し替えが利かない」ギリギリの時期まで、
控えておこうと思っています。

わざわざ、検索してたどり着いて頂いたのに、申し訳ありません。

関連記事