日本史の勉強方法①(S学館マンガ日本の歴史)

あや乃

2013年05月06日 15:29

この記事を「読もう」と思った方は、そもそも、
日本史の「点数が出ていない」か「伸び悩んでいる」方だろうと思います。

なので、最初から行きます。

まず第一に
S学館から出ている
「学習まんが少年少女日本の歴史」全23巻を、
全冊揃えて、手元に置いて、読み込んで下さい。

S英社からも似たようなものが出ていますが、
S学館(ドラえもんの添削シリーズで有名な方です)の方が、
出来が良いと思いますので、S学館で、揃えて下さい。

ただ、その時にお願いがあります。
そこのお母さん!
ここでケチって、アマゾンで買わないで下さい!(叫)

このS学館の「漫画日本の歴史」は、
私が小学校の頃に、その第1刷が出始めました。
その頃から現在に至るまでの年月、
原始から古代にかけて、かなり重要な発見が相次いでおり、
都度、版を改訂し、内容を書き換えてあります。

つまり、アマゾンで買うと「最新版でない!」恐れがあり、
情報が古いので、現状の考古学的認識とズレを来たす可能性があります。
ここで、ケチらず、
本屋さんで!定価で!最新版を!、ご購入頂きたいと思います。

このS学館の「漫画日本の歴史」は、
私が小学校の3年生だか4年生だかの頃に出始め、
確か、月に1冊ずつ、丹念に親が買い与えてくれました。

小学校5年生になり、地元の塾に入れられましたが、
数ヶ月遅れで、弟も同じ塾に入ったところ、ある日、
母親が塾長に呼び出されました。
(規模の小さな個人塾だったので可能だったのでしょう。
当時の先生たちは、もう鬼籍に入られた方もおいでかもしれません。
自分が家庭教師や塾講師をやるようになり、
あの塾の有り難さが、いっそう感じられます)

塾長:そこの姉弟は、2人揃って、非常にー日本史に詳しい。
個々の事例もさることながら、歴史の流れというものを、非常によく知っている。
上のお嬢さんだけなら「まあ、よく本も読むし」と思っていたけど、
弟君が入ってきてみたら、弟君も同じだ。
これは家庭に何か理由があるとしか、考えられない。
お母さん、何か思い当たることはありませんか?

母:いや~そんなこと言われても、全く思い当たる事は。。。。
塾長:いや、お母さん、何かあるでしょ!
母:いや~そんなこと言われても・・・
塾長:何かあるはずです!考えて下さい!
母:いや~
というような押し問答を、30分以上繰り広げて、ようやく母が思い当たったのが

母:ああ、そういえば・・
塾長:そういえば、なんです?
母:漫画、読んでます
塾長:は!?漫画!?

月1冊ずつ出ているので、毎月1冊買っていること。
姉弟で、むさぼるように読んでいることなどを、話したところ
塾長:お母さん、それですよ!

塾から帰ってくるなり、母が漫画を手にして
母:こんなものがねぇ~
と、しみじみつぶやいたのを覚えています。
多分、ちょうど私は<読んで>たように思います(苦笑)

巻末の資料も、充実してます。
「とにかく苦手!」という学生さんは、
この漫画を、まずは十分に読み込んで、歴史の流れを頭に入れて下さい。

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