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あや乃
あや乃
三鷹市&武蔵野市で、大学受験用の古文漢文専門塾を立ち上げました。

本業は、翻訳屋さんです。翻訳屋が古文の塾を開く!?
いきさつは、HPを御覧下さい。http://ayano-koten.wix.com/index# 

こちらは、主に「大学受験用」の情報を、流していくブログとしています。
そろそろ、受験の足音が聞こえ始めたような感じなので、週末ごとに記事をUPして行きたいと思います。参考になさって下さい。

古文ネタはhttp://blog.goo.ne.jp/ayano-koten 
主宰あや乃の日常は、http://ameblo.jp/fuyou1972/theme-10073939740.html も、
併せて、御覧になって下さいね。

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Posted by たまりば運営事務局 at

2013年05月17日

中学受験

家庭教師をしてますと、
比較的よく巡り合うのが「中学受験」組です。

いくつかのパターンに分類出来まして、

①4年生ぐらいから、受験用の塾に入れたが、
付いていけないので、家庭教師のフォローがほしい
→これは、小学校4年生、5年生、6年生各学年、
→主に、国語と算数ですが、各教科、要望があります。

②受験のラストスパートで、短期決戦で
家庭教師<も>付けたい(塾に加えて)
→秋以降の、駆け込み需要です。

③小学校の6年ぐらいになって、突如、受験を思いついた
→夏以降、増えます。

家庭教師として、親御さんに心の底からお願いしたいのは、
(塾や家庭教師業者は、商売ですから、
受験を煽るようなことしか言いません)

A)子供を、よく見てほしい(観察してほしい)
B)夫婦間で、意思の統一を図ってほしい
C)中学1年の春休みこそ、塾に入れてほしい

の、3点に尽きます。

まず第一に、
A)子供を、よく見てほしい(観察してほしい) というのは、

貴方&貴女のお子さんは、
「中学受験に耐えうるほど、精神的に育っていますか?」
ということです。

「入ってオシマイ」ではないわけです。
(たとえ、大学まで付いていてもです!)

中学受験段階で、
それに耐えうるほど精神的に育っていないのならば、
高校受験で仕切り直せば良いだけ。

子供を「潰して」しまっては、元も子もありません。
要は、本番は<大学入試>なんですから、
そこに辻褄が合えば良いだけの話です。

そこを、見誤らないで頂きたいなと思います。

B)夫婦間で、意思の統一を!
中学受験に関しては、
往々にして、ご夫婦の間で、意思の齟齬があることが多いです。

お母さんが、一方的に突っ走ってる。
旦那さんが、一方的に執着してる。

心当たりは、ありませんか?

小学校の6年生の秋口になって、依頼があり、
「学校の補習」という話だったのに、
ある日突然「中学受験させたい」と言われても、なす術がないんですよね。

挙句、「誰に相談すれば良いのかわからなかった」
「旦那は、話を聞いてくれない」と、リビングで2時間号泣されても、
家庭教師に出来る事は、限られています。

夫婦間の問題は、夫婦間で解決して頂きたいなと思います。

奥さんが、(旦那さんの意向を振り切る形で)、
子供の中学受験に拘泥している場合は、
大抵、何らかの別の問題があることが多いように思います。

世のお父さん方は、お仕事でお忙しいかと思いますが、
一家の一大事でもあるので、結論を急がず、
よくよく奥さんの話に耳を傾けて頂きたいなと思います。

もっとありていに書けば、
単純に、中学受験をする、しないの問題ではなく、
日ごろの旦那さんとの意思疎通の齟齬への不満が、
子供の中学受験への執着という形で、噴出しているように思います。

そうなると、子供も家庭教師も(業者も)振り回され、
お金<だけ>が出て行くことになり、
業者を除けば、誰の益にもならないと私は思います。

業者は
「それも、(子供の人生にとっては)長い目で見れば、良い経験」と言いますが、
そこまで、割り切れますか?
また、そのために子供にかかる負荷を、考えて頂きたいなと思います。

C)中学1年の春休みこそ、塾に!

小学校6年生の終わりの春休み、と言いましょうか、
中学1年生が始まる前の春休み、と言いましょうか。

一番、中途半端な時期ではありますが、

公立中学に進学するお子さんも、
都立一貫校や私立に進学するお子さんも、
「受験が終った!」と遊んでいないので、
この春休みこそ「塾に入れる」べきだと、
私は、家庭教師として声を大にして、主張したいと思います。

この春休みに、英語と数学を各1単元でも先取りで学習できていれば、
中学に入り、スムーズに新学期が始められます。
この春休みを「疲れきって」過ごしたために、
中学校での学習に適応できない、付いていけないお子さんが大量に発生しています。

親御さんが成績の低迷に気づいて、
「塾だ、家庭教師だ」言い出した頃には、夏前後になっており、
収拾が付かない事態になっていて、誰もが大変な思いをするんです。

逆に言えば、
「よし、受かった!」「春休みだ!塾行こう!」
「中学の先取りをしよう!」と思える程度の、
精神的な余力がないご家庭やお子さんは、
「中学受験に向いていない」と私は思うぐらいに、
この春休みは、結構、重要なターニングポイントだったりします。

この春休みには、
私立も一貫校も、莫大な量の宿題が出るはずです。
「受験が終ればのんびりできると思ったのに!」と、
宿題に拒否反応を示すような受験生活ではなく、
「今度は、何を習うんだろう」と、知的好奇心を刺激するような、
小学校生活を送って頂きたいなと思います。  


  • Posted by あや乃 at 14:44Comments(0)中学受験